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経験者の声 01経験者の声 01

アリケイス吸入治療は、はじめの印象ほどむずかしくなく、自宅でできることが導入のポイントになりました

  • 3年ほどまえに血痰を契機に病院を受診し、
    肺MAC症と診断された
  • 咳以外の症状はほぼなかった
  • アリケイスをはじめて1年2ヵ月ほど
仮名 Aさん(70代)

血痰がきっかけで受診しました

3年ほどまえに肺MAC症と診断されました。
実はそのまえからしばらく夕方にコンコンと軽い咳が出るのが続いていたのですが、咳以外に気持ち悪くなったり頭が痛くなったりすることがなかったので、そんなに気にしていませんでした。
ところがある日の夕方、ちょっと咳き込んだときに血痰が出たのです。普段から痰自体出ないので心配になって翌日近くの病院を受診しました。

飲み薬の治療をはじめて最初は順調でした

「肺MAC症」をスマホで調べているイメージイラスト

診断されたときは、聞いたこともない珍しい病気で、知り合いにもいないので、「なぜ私が?」とすごくショックを受けました。
とくに症状がなかったので、しばらくは治療せず様子をみることになったのですが、最初の病院に呼吸器専門の先生がいらっしゃらなかったので、半年くらい経って大学病院に紹介されました。そこでもう少し詳しい検査を受け、いまの主治医の先生に勧められて飲み薬の治療をはじめることにしたのです。
飲みはじめたらすぐに咳がとまり、胸のX線検査の結果もよくなってきたので、このまま順調にいけばいいなと思っていました。

「肺MAC症」をスマホで調べているイメージイラスト

追加の治療が必要になりました

3種類の飲み薬をしばらく続けていましたが、あるとき痰の検査で「生きている菌がみつかりました」と言われたのです。先生から「いままで飲んできた薬に菌が慣れてしまったかもしれないので、治療を追加しないといけない」と説明されたのですが、よくなっていると思っていたので落ち込みましたね。
でも治らないと困るので、飲み薬を続けつつ、別の治療を追加することになりました。

アリケイスによる吸入治療ははじめの印象ほどむずかしくありませんでした

追加の治療は、注射と吸入薬のアリケイスのどちらかを選ぶことになりましたが、注射は週2回通院が必要と言われたので、自宅でできるアリケイス吸入治療をすることにしました。
はじめて専用吸入器ラミラのセットをみたときは、こんなにたくさんの部品があって、面倒そうだと思いましたが、先生や看護師さんはじめ医療スタッフの方にわかりやすく熱心に指導していただきました。
使い方はすぐに覚えられましたし、操作自体も慣れてしまえば思っていたほど大変ではありませんでしたね。

家事の一部に組み込むことで治療が続けられています

吸入をはじめたころは声のかすれが気になり、先生と相談して何度か吸入をお休みする期間がありました。1ヵ月半程度経ったころには、声がよくなったので、それ以降は毎日続けることができています。
また、当初は吸入の途中でむせたり、吸入器の消毒を忘れて、慌ててアリケア サポートのコールセンターに問い合わせたりといったことがありましたが、いまでは普段の家事の一部として生活に組み込まれている感じです。
朝起きたら薬の瓶を冷蔵庫から出し、朝食後にテレビをみながら吸入する、吸入器の消毒中に洗濯物を干すといったことが習慣化しているので、毎日忘れることなく続けられています。

アリケイス吸入に関する一日のスケジュールイメージイラスト

いまの治療をはじめてうれしい変化もありました

いまはほとんど症状もないので、吸入のあとにうがいをする、長電話など喉を使うことをあまりしない、といったことに気をつけつつも、あまり深く考えず以前と変わらない生活が続けられています。
また主人が私の体調を気にして「大丈夫?」「疲れてない?」と声をかけてくれるなど、前よりやさしくなったように思います(笑)。

治療が終わったあとのことを考えると楽しみです

スーツケースとカバンのイメージイラスト

この病気になる前、私は毎年主人や子供、友人と旅行に行っていたのですが、コロナ禍と病気が重なってしまって、旅行なんてしばらく無理かなと思っていました。でも1泊であれば、吸入時間を調整することで、治療を休まずに旅行へ行くことができています。
少し前に娘の一人が旦那さんの転勤で遠くに引っ越してしまったのですが、「治療が終わったら絶対に来てね」と言ってくれていますし、主人ともどこか旅行に行こうと話しているので、いまは治療が終わるのをすごく楽しみにしています。

スーツケースとカバンのイメージイラスト